そんな相談に対し ギャンブル依存症を乗り越えた当事者が応える

しかしながら、正論を言ったところでギャンブル依存症は治りません。再三申し上げますが、ギャンブル依存症は精神的な病気であるため、まずは当人にとってご家族の理解が何より必要です。ギャンブル依存症を克服するまでには長い道のりがかかりますが、本当にギャンブル依存症を克服して欲しい気持ちがあるのであれば、当人の気持ちに歩み寄ってあげてください。

厚生労働省の資料によると、「ギャンブル等依存が疑われる者」の割合は、成人の0.8%と推計されています。平成30年の20歳以上の人口は約9,900万人なので、約79万人もの人がギャンブル依存症の可能性があることになります。

ギャンブル依存症を放置するとどんな末路が待っているのかを知ることで、自分はそうはならないような対策をして頂ければ幸いです。

相談会は、28日に伊勢崎市境総合文化センターで、7月10日には太田市社会教育総合センターで開かれる。10日の相談会の前には、講師として県内の精神科医らを招き、ギャンブル依存症への理解を深めるセミナーもある。

できることなら、お金の管理は家族共同で行えるといいでしょう。さすがに自身のお金の出先が家族に把握されていることがわかれば、自身もギャンブルに行くことに対して躊躇するからです。また親戚含め家族全体が当人のギャンブル依存症の事実を知っていると、半強制的にギャンブルがやりづらくなります。

また、具体的な治療方法としては「自尊心の育成」、「リラックス方法の学習」、「人間関係の改善」、「再発防止のトレーニング」が行われます。精神疾患を抱えている人の多くが、自分に対し否定的な考えを持ちがちであり、常に周りの顔色を癖が抜けません。そのため良好な人間関係が築けず、鬱憤の捌け口としてギャンブルへ依存してしまいます。ギャンブル依存症を克服するためには、まずは自身の自尊心を育むことが必要であり、同時にストレスのない対人関係を築くために、リラックスの仕方やストレスを感じない人との関わり方を覚えることが必要なのです。そして再びギャンブル依存症にならないための再発防止の訓練が治療に含まれているのですが、治療内容に関して詳しくは利用する医療機関へ問い合わせてみてください。

ギャンブル依存症について、「単純嗜癖型」「精神障害先行型」「パーソナリティ等の問題型」の主に三つのタイプに分けた対応が提案されています。

ギャンブル依存症とは、パチンコや賭博に対する依存症のことで、ギャンブルを渇望する衝動を制御することができない精神疾患の1種と言われており、ギャンブルが原因で借金を繰り返すなど、身体的・心理的・社会的にも害を及ぼすなどの問題が挙げられています。

ギャンブル依存症を啓発するポスターを作成しました。ダウンロードしてご自由にお使いください。

相談会では、依存症を経験した田中紀子さん(ギャンブル依存症問題を考える会代表)が家族の悩み相談に応じ、アドバイスを送る。悩みを共有するため、参加した家族同士の意見交換も行われる。

ギャンブル依存症で最も大きなトラブルは借金問題です。

私共の経験を生かしギャンブル依存症という深刻なテーマに対して、拒絶反応が起こらぬよう、あえて徹底的にコメディにこだわって作りました。
青木さやかさんと鈴木まりやさんのお笑い要素あふれるやりとりをご覧いただくうちに、どなたでも依存症の基礎知識が学べます。

ギャンブル依存症の患者がいる家族向け無料相談会が、28日と7月10日に群馬県内で開かれる。家族がギャンブル依存症になったらどう向き合うべきか――。そんな相談に対し、ギャンブル依存症を乗り越えた当事者が応える。

ギャンブルの治療は認知行動療法とギャンブル依存症たちで構成されている
自助グループへの参加等が挙げられます。
認知行動療法では、ギャンブルに対する認識を変えます。
ギャンブル依存症の患者は、ギャンブルに対してどこか偏った付き合い方をしています。
最終的には勝てると思い込んでいたりギャンブルで作った借金はギャンブルで返せると信じていたりという具合です。
このような偏った考え方を矯正するのが認知行動療法です。
また、金銭管理等、日常生活の見直しも重要です。
特に借金を作っているギャンブル依存症患者様には、借金に対する偏見も矯正します。

ギャンブル依存症で最も多いのが「多額の借金」を背負う事です。銀行系カードローン、信販会社からの借り入れ、サラ金、知人・友人に借金、闇金へと借金の額が増えていくことになります。

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