『賭博黙示録カイジ』の登場人物で 茶髪のロングヘアーの男
2004年から「週刊ヤングマガジン」にて連載されている福本伸行によるギャンブル漫画。保証人としてかつてのバイト仲間の借金を肩代わりさせられたことをきっかけにギャンブルの世界へのめりこんでいく様が描かれた「賭博黙示録カイジ」、そして膨れ上がった借金の代償として地下労働を強いられ、そこから地上へと戻ってくるまでが描かれた「賭博破壊録カイジ」の続編として、再びカイジが勝負の世界で奮闘する模様が描かれる。
『賭博黙示録カイジ』に登場する拷問(懲罰)器具で、兵藤が考案した謝罪方法。名前通り、高温に焼けた鉄板の上で膝を付き、額と両手を鉄板に付けた状態で10秒土下座させられる。自分が10秒経過したと思った時点で頭を上げるが、その時間が執行側が測った時間よりも少ない場合、何度もやり直しさせられる。土下座強制機なしで成し遂げた者は利根川のみである。
『賭博黙示録カイジ』の登場人物で、茶髪のロングヘアーの男。ギャンブル船エスポワールの参加者。限定ジャンケンの本質を見抜き、様々な策略を立てそれを駆使した男。他の2人の参加者を巻き込みパーのカードを買い占めて行き、古畑と安藤に勝負を挑み2つの星を奪い、3人で12の星を獲得する。余計なカードを使い切るためにカイジに勝負を挑むが敗北し、その後カイジの策略で仲間2人を買収される。
やむなく北見は手持ちのカードを処分するため200万円を支払いゲームに降りる。その後の消息は不明。
3人で生き残るため、全ての星と金を古畑・安藤に預け、自ら別室へと落ちることを決めたカイジ。しかし連行される直前、泣きながら「必ず救い出します」と言う仲間の姿に、カイジは何とも言えぬ違和感を感じていた。そして訪れた救済の時間、安藤に変化が……。
『賭博黙示録カイジ』に登場する器具。焼き土下座にセットし、焼き土下座をためらう者を拘束して強制的に土下座をさせる。それでもためらう場合は耐熱手袋を付けた黒服たちが人力で強引に全身を押し付ける。
しょぼい酒にしょぼい博打、無職。そして日々の鬱憤がたまると何となく外にでて、違法駐車している高級車を見つけてはいたずらして回るという最悪な毎日を送っていたカイジ(伊藤開司)。ある日彼のもとに金融業を営むヤクザ遠藤が現れ、かつてのバイト仲間である古畑が利息により385万円にまで膨らんだ借金を抱えたまま姿を消したことが伝えられる。保証人であるカイジは返済の肩代わりを迫られるが、当然そんな金はない。そんな中、言葉巧みに怪しげな提案を差し出す遠藤。一ヶ月後ある船が出る。その中で行われる勝負の結果次第で負債者に借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船「エスポワール」。勝てば借金はチャラ、負ければ1~2年の強制労働という条件のもと、カイジは誘われるまま船に乗り込むことになる。
1996年~ 1999年に「週刊ヤングマガジン」で連載された福本伸行によるギャンブル漫画、及びそれを原作とするアニメ、映画のこと。働きもせず、しょぼい酒と博打に明け暮れる自堕落で最悪な毎日を送る若者カイジが、保証人としてかつてのバイト仲間の借金を返済するためギャンブルの世界へ足を踏み入れ、その後様々なギャンブルに挑んでいく様が描かれる。
『賭博黙示録カイジ』に登場する舞台で、カイジが借金返済のために遠藤に招待された大型客船。「エスポワール」はフランス語で「希望」の意味。ここに負債者が乗り、限定ジャンケンのギャンブルをさせられ、勝てばその参加者の借金を主催者が全額肩代わりする。負けとなった場合は別室送りとされ、数字が書かれた焼き印を付けられる。
別室送りとなった者はその後、エスポワールに乗ったまま何処かへ連行される。船井が聞いた噂によれば、「新薬の実験台にされ、廃人にされる」「ホモへの売春を強要される」といった過酷な運命が待ち受けているという(ただし、ギャンブルの最後に行う星の売買で別室にいる者に規定数の星を与えて救出することも認められている)。
上京後、自堕落な日々を過ごしていた伊藤開司(カイジ)は、ある日金融業者の遠藤により、かつて自分が保証人になっていた借金を押しつけられる。遠藤に誘われるままカイジは負債者に借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船「エスポワール」に乗り込む。そこで行われるのはカード12枚を使った「限定ジャンケン」。うまく勝てば借金は帳消しだが、負ければ命の保証は無いというものだった……。
『賭博黙示録カイジ』に登場する、スターサイドホテルで行われるギャンブル。「勇者たちの道(ブレイブ・メン・ロード)」と呼ばれ、人間競馬と電流鉄骨渡りがあり、どちらもスターサイドホテル内に設置された鉄骨を渡らせられ、高所のため落ちれば大怪我、最悪の場合は死亡する。
『賭博黙示録カイジ』に登場する器具で、無一文で大金を賭けられない場合に目もしくは耳を賭ける際に使用される。正式名称不明。眼球用と鼓膜用があり、リモコン操作で針が進むという装置を目や耳に取り付けて1 ミリ単位で賭け、30ミリ分負けると針が眼球や鼓膜に到達する。Eカードの勝負の際カイジが耳に装着した。実は利根川から一緒に渡された腕時計とこの装置によってカイジの脈拍、体温、発汗の情報が利根川の腕時計に送られ、これにより相手の心境などを察して利根川に有利にゲームを進めていた。
4ヶ月後。しばしの沈黙の後コンビニでバイトするカイジの前に再び遠藤が現れ、新たなギャンブルを持ちかける。カイジの醸し出すアウトローなにおいにひかれ、行動を共にしていたバイト仲間の佐原もまたその誘いに乗り参加することに。会場であるオープン前のホテル「スターサイドホテル」に到着するカイジ。そこにはエスポワールで見知った顔がいくつかおり、石田もまたその場に居合わせていた。今度こそしくじるものか、と決意したカイジは再び勝負に挑むことになる。
『賭博黙示録カイジ』に登場するギャンブル。大型客船エスポワールで開催された「第3回クリエイティブクルーズ」で行われたギャンブル。負債者である参加者それぞれに、星3つと星を貼り付けるマジックテープ、グー、チョキ、パーの3種4枚ずつ、計12枚のカードが配られる。他の参加者とジャンケンで勝負し、勝つと相手の星を1つ貰える(あいこは星の移動なし)。
使ったカードは勝負するボックスに入れ即座に集計され、船内の電光掲示板に残り時間とともに3種のカードの残数がリアルタイムで表示される。カードと星の譲渡は可能だが、破棄は退場となる。すべてのカードを使い切った時点で、初参加者は星を3つ、リピーターは星を4つ維持できれば勝ちとなる。
また勝負前に全参加者に最低100万円、最高1,000万円(30歳以上は最高500万円)が貸し付けられ、この金の使い方は一切自由とされる。
2001年~2004年に「週刊ヤングマガジン」で連載された福本伸行によるギャンブル漫画、及びそれを原作とするアニメ、映画のこと。自堕落でどうしようもない毎日を送るカイジが、保証人としてかつてのバイト仲間の借金を返済するためギャンブルの世界へ身を投じていく様を描いた前作「賭博黙示録カイジ」の続編として、再びカイジが勝負の世界で奮闘する様子が描かれる。
帝愛グループ会長・兵藤和尊の息子・和也との1対1の大勝負「ワン・ポーカー」を制し、24億もの大金を手に入れたカイジ。帝愛の追っ手たちから逃れ、無事24億を我が物にできるのか!? 共に戦ったチャン、マリオと共に、カイジらが繰り広げる前代未聞の脱出行!